失敗しない求人広告の読み方
「編集、イベント企画、映像関連事業、というキャッチコピーを見て、もうコレしかないと思ってとにかく上京しちゃったんですよ。ところが実際は・・・」
という就職シッパイ経験を涙ながらに話してくれたのはTくん・25歳だ。映像関係の仕事を希望していたT君は、渡りに船とばかりに、さっそくその会社に応募し、東京に部屋を借りてしまったのだ。
ところが、研修で覚えさせられたのは英会話教材のセールストークばかり。おかしいなと思いつつも、部屋まで借りてしまった以上、やめるにやめられず、毎日朝早くから夜遅くまで電話をかけまくっては、学生に英会話のビデオ教材を売りつけた次第だ。
ちなみにその仕事が映像関連事業だったとか。信じらんねーよな。「しかもですよ、給料は完全歩合制で契約1本につき6万円。もちろん契約が取れない月は収入がゼロ。最初の3ヶ月なんて、貯金を食いつぶしてましたよ」
では、T君のようにならないためには、どうしたらいいのだろうか。
まずは仕事内容をしっかりと確認すること。
特にイベントスタッフ、企画営業、編集アシスタントなど、読んだだけじゃ仕事内容がわからないような場合には注意だ。
要するに「何をするのか」がモンダイじゃん。そうそう、やたら横文字にするのも情報誌の悪いクセ。単なる配達業だってデリバリースタッフと書かれると、なんとなくエラそう、携帯電話ぐらい持たせてもらえそうって気になるよなあ。
実はエアコンすらついてない軽トラックに乗せられたりするんだよ、ゲンジツは。
フツーは、仕事に就く前にちゃんと面接をして労働条件についての話し合いをする。使用者には労働条件を明示する義務があるのだ。
この段階で、仕事内容、給料、勤務地、勤務時間、休暇などについて、納得のいくまで話し合うわけだ。もし、面接でアヤシイなと思ったり、求人情報の内容と大きく食い違うようであれば、さっさと帰ってこよう。
モンダイは、労働条件が提示されてなくて、しかもその会社に就業規則が定められていなかった場合(トーゼン違法だ)。
つまり、求人情報誌を読んで電話して、そのままなんとなく「ハイ採用です、明日からいらっしゃい」ってな場合だ。この場合には、求人情報誌に書かれていた条件が基準となる。
だからもし、給料が少なかったり、情報誌に書かれていた仕事以外のことをさせられるのは、はっきり言って違法。その情報誌の相談コーナー(たいていの情報誌にはあるハズ)に相談してみよう。
こういったところでは「記事と違う」という苦情があれば、以後の求人広告掲載を拒否するなどの処置で対応してくれるハズだ。
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